アウトサイドインでスライスが出る悩みを持っているゴルファーのなんと多いことか。
アウトサイドインにクラブが下りてくる原因の一つに、右ひざが前に出て、右肩が突っ込みクラブが右上から下りてくるのが、典型的なアウトサイドイン軌道です。
右ひざ、右肩など右サイドがインパクト前の早い段階から、前に動いてしまうとミスを誘発します。
ではどうすれば、インパクト後に右サイドが動くようにすることができるのか。
アベレージゴルファーなら一度ついた癖はなかなか治らないものです。
結論は、日常生活の中で、わずかな時間で治してしまいましょう、朝のスクワットです。
1日3分だけで OK です
毎朝歯を磨くときスクワットをやります。
下半身の強化にもなります。
洗面台の壁を背にして30センチ離れます
洗面台を見ながらスクワットするわけです
その時膝は前に、逃さずそのままの位置で腰を下げます。
膝を動かさずにお尻だけを後ろに突き出す格好になります、お尻が壁をこすればOKです。
この時、太もも前の四頭筋と裏側のハムストリングが、硬く張っているのを確認します。
体重は足裏の中心で、膝を動かさずに、お尻を下げ膝とお尻が、平行になるまでゆっくり下ろします。
この時、ひざが前に出ていないかをチエック。
回数は関係ありません、キッチリできているかどうかです。
この形はスキーの直滑降ににています、ゴルフスイングのアドレスをおもいだしてみてください、インパクトでボールに当てに行くと右サイドが動き出します。
しかし、腰を下ろしたスクワット状態ではまったく前に出ることすらできません。
下半身を動かさずに、このまま上半身だけでインサイド、背中側にバックスイングしますと、もうアウトサイドには上がらなくなります。
このスクワットを毎日続けていれば、スイングプレーンを維持する感覚がつかめます。
膝が前に出てシャンクすることもありません。
右足の体重が残って明治の大砲になることもありません。
何より、重い腰を回して下半主導のスイングがわかってきます。